植山織物は日本有数の織物生産地として200年以上続く播州産地で生まれました。コンピューター制御による革新織機からヴィンテージのシャトル織機まで様々な機材と共に繊維産業を支えてきました。丁寧に織られた生地はあたたかみがあり、豊かな風合いを生み出します。私たちのものづくりは、シャトルが往復するように、作り手と使い手の間で双方向のコミュニケーションから生まれています。過去に戻るのではなく、私たちのファブリックを手に取る人と共に日々進化していきます。
200年の歴史をほこる播州産地
日本の東西南北のほぼ中央に位置する、播州地方。それが1948年創業の織布工場、植山織物の所在地です。原風景を今に残す気候の穏やかなこのエリアは200年以上も昔から全国有数の織物産業の拠点として知られてきました。今も世界中の老舗メゾンからのオーダーを受け、高品質な生地を供給し続け、ジャパニーズテキスタイルの価値を高めています。
私たちが毎年市場に提供しているコレクションは、市場分析や研究開発から生まれたものです。生地組織、柄パターン、組成、ときにはプリントグラフィックの採用により、多様性のある提案を可能にしてきました。原材料への絶え間ない探求、染色や織布技術の改善が、私たちの生地の基盤となっています。
私たちの生地は、“温故知新”の精神を体現しています。伝統的なシャトル織機で織り上げられる風合い豊かな生地は、古き良き時代の技術を大切にすることで生まれます。同時に、この技術を現代の革新的織機へと継承し、新たな創造性と斬新な生地の開発を促進しています。私たちは過去を敬いつつ、未来への新しい道を切り開いています。
私たちは、素材調達から、紡績、製造、最終加工までのサプライチェーンが完成されており、播州産地だけに関わらず、デニムやウール、合成繊維やニット素材なども含め、開発コンセプトに合わせて、最適化されたファブリックと製品を生み出します。自社ブランドのShuttlenotesはモダンなテイストからカジュアル、クラシックまで幅広く提案しています。
1948年の創業以来、私たちの企業はチームワークと多様性を重視し、成長を遂げてきました。各メンバーが自身の強みを活かし、相互に尊重する文化を育んでいます。透明性を重視したコミュニケーション、目標設定、継続的なフィードバックにより、個々の成長と企業目標の達成を支援しています。創業の精神を継承しながら、新たな挑戦と革新に向けて、これからも進化し続けます。
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