
2026年6月16日、上田安子服飾専門学校の1年生の皆さまが、播州織産地の見学の一環として植山テキスタイルを訪問されました。
今回は多可町のアテンドによる産地見学として実施され、ファッションを学ぶ学生の皆さまに、繊維産業のものづくりに触れていただく機会となりました。
ファッションを学ぶうえで、デザインや縫製技術とともに大切なのが、衣服を形づくる素材への理解です。
生地には、糸の種類や織り方、加工方法によって異なる特徴があり、その違いが衣服のシルエットや着心地、表情にも影響します。
完成した洋服からは見えにくい素材づくりの背景を知ることは、これから服づくりを学んでいく学生の皆さまにとって、視野を広げるきっかけになります。
播州織の産地では、糸の染色から製織、仕上げまで、それぞれの工程を担う企業や職人が関わり合いながら、一枚の生地をつくり上げています。
こうした産地の分業体制は、播州織の品質や多様な表現を支える大切な仕組みのひとつです。
ファッションの企画やデザインを考える際にも、素材がどのような工程を経て生まれるのかを理解することで、ものづくりに対する見方が変わってきます。
今回の産地見学が、これからの学びのなかで素材をより深く考えるきっかけとなれば幸いです。
植山テキスタイルでは、服飾専門学校や大学など、教育機関の皆さまによる工場見学を受け入れています。
学生の皆さまに製造現場を知っていただくことは、播州織の技術や産地の魅力を次の世代へ伝える機会でもあります。
また、これからファッション業界を目指す若い世代と産地がつながることは、将来の新しいものづくりや協業の可能性にもつながると考えています。
今後も、教育機関や地域の皆さまとの交流を大切にしながら、播州織の魅力を伝えてまいります。
上田安子服飾専門学校の皆さま、そして今回の産地見学をご案内いただいた多可町の関係者の皆さま、ありがとうございました。
All Rights Reserved. @Ueyama Textile Inc.