
2025年3月4日、京都府織物・機械金属振興センターの関係者の皆さま、約15名に植山テキスタイルの工場へお越しいただきました。
今回の視察では、播州織のものづくりに加え、当社が進めてきたDX(デジタルトランスフォーメーション)への取り組みについて、導入に至った経緯や、その後の効果・成果などをご紹介しました。
播州織は、兵庫県の北播磨地域を中心に発展してきた先染め織物です。
長い歴史のなかで培われてきた技術や職人の経験は、産地にとって大切な財産です。一方で、繊維産業を取り巻く環境は変化しており、ものづくりの現場でも、業務の効率化や情報共有の仕組みづくりが求められています。
植山テキスタイルでは、これまで培ってきた技術を大切にしながら、社内業務の改善やデジタル技術の活用にも取り組んでいます。
今回の視察では、当社がなぜDXに取り組もうと考えたのか、その背景からお話ししました。
デジタル化は、単に新しいシステムやツールを導入することが目的ではありません。
日々の業務を見直し、情報の共有方法や仕事の進め方を改善することで、ものづくりに携わる人が本来の業務に集中できる環境を整えることが重要だと考えています。
当日は、DX導入後の効果や成果についても、これまでの経験を交えながらご紹介しました。
日本各地の繊維産地では、それぞれ異なる技術や製品を扱いながらも、人材育成や技術継承、生産体制の維持、業務効率化など、共通する課題を抱えています。
こうした課題に対して、一社だけで答えを見つけるのではなく、産地を越えて経験や取り組みを共有することにも大きな意味があります。
今回の視察が、同じ繊維産業に携わる皆さまにとって、新たな取り組みを考えるきっかけとなれば幸いです。
植山テキスタイルは、1948年の創業以来、播州織産地に根ざしたものづくりを続けてきました。
これからも、長年培ってきた技術や経験を次世代へつなぐとともに、時代に合わせた新しい仕組みを取り入れ、持続可能なものづくりの環境づくりに取り組んでまいります。
京都府織物・機械金属振興センターの皆さま、このたびはお越しいただき、誠にありがとうございました。
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