
2026年5月31日、植山テキスタイルは、兵庫県西脇市で開催された「播博(播州織産地博覧会)」に出展しました。
播博は、播州織の産地に根ざした生地メーカーや事業者が集まり、織物の魅力を直接伝えるイベントです。
日頃は工場や企業間の取引を通じて届けられることの多い生地を、より身近に感じていただける機会となりました。
播州織の産地には、長年培われてきた技術を持つ織物メーカーや、独自の素材開発に取り組む企業が数多くあります。
それぞれの企業が得意とする織り方や素材、色柄の表現は異なり、同じ播州織であっても、その特徴は実に多彩です。
播博の魅力は、こうした産地の生地を一度に見ることができるだけでなく、つくり手の存在を身近に感じられることにあります。
生地の背景にある技術や考え方を知ることで、素材の見え方も変わってきます。
私たちが日々製造している生地は、アパレルブランドやメーカーを通じて、さまざまな製品へと姿を変えていきます。
そのため、完成した製品を手にする方と、生地を製造する工場が直接つながる機会は、決して多くありません。
播博のようなイベントは、生地メーカーと使い手との距離を縮める大切な場です。
素材を実際に手に取り、色や風合いを確かめながら、どのようなものづくりに活かせるかを考える。
そうした時間を通じて、播州織の新しい魅力や可能性が広がっていくことを期待しています。
植山テキスタイルは、1948年の創業以来、播州織産地に根ざした生地づくりを続けてきました。
織物産業を未来へつないでいくためには、製造技術を磨き続けることに加え、その魅力を広く伝え、使っていただく機会を増やすことも重要です。
産地の企業や地域の皆さまとともに、播州織の価値を発信していくこと。
それも、私たちが大切にしている取り組みのひとつです。
今後も、ものづくりの現場から生まれる素材の魅力を、さまざまな形でお届けしてまいります。
播博2026にお越しいただいた皆さま、ならびに開催に携わられた関係者の皆さま、誠にありがとうございました。
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