
2026年8月19日、ヴォートレイルファッションアカデミーのスーパーデザイナー学科2年生、約39名の皆さまが、植山テキスタイルの工場見学にお越しくださいました。
今回は西脇市のアテンドによる播州織産地見学の一環として、当社を訪問いただきました。
兵庫県の播州地域は、先染め織物「播州織」の産地として知られています。
糸を染めてから織り上げる先染めの技術は、色柄の豊かな表現や奥行きのある生地づくりを可能にし、さまざまなファッション製品に活用されています。
普段、デザインや服づくりを学んでいる学生の皆さまにとって、衣服の素材となる生地がどのような環境でつくられているのかを知ることは、ものづくりへの理解を深める機会になります。
今回の工場見学も、ファッションと繊維産地のつながりを感じていただく機会となりました。
一枚の生地には、糸の種類や太さ、色の組み合わせ、織り組織など、さまざまな要素が関わっています。
同じデザインの衣服であっても、素材が変われば、シルエットや着心地、表情は大きく変化します。
私たちは、生地を単なる衣服の材料ではなく、デザインの可能性を広げる大切な要素のひとつだと考えています。
ファッションを学ぶ皆さまが、今回の産地見学を通じて、素材から発想するものづくりにも関心を持っていただければ嬉しく思います。
植山テキスタイルは、1948年の創業以来、播州織産地に根ざした生地づくりに取り組んできました。
長年培ってきた技術を次世代へつなぐためには、製造技術を継承するだけでなく、若い世代に繊維産業の魅力や可能性を知っていただくことも大切だと考えています。
今後もこうした工場見学や産地交流を通じて、ファッションを学ぶ皆さまと、ものづくりの現場をつなぐ機会を大切にしてまいります。
ヴォートレイルファッションアカデミーの皆さま、そして今回の産地見学をご案内いただいた西脇市の関係者の皆さま、ありがとうございました。
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